今月の外伝

 というか、ほぼ「今月の00I」感想。
 今回はセンターカラーで「Iガンダム活躍想像図」が出てくるんですが、これは誰が想像したものなんでしょうね。なぜかレイヴの知らないGNキャノンまでいるし、しかも機体の数が太陽炉より多いという。
 まあIガンパイロット版レイヴ(想像図)はちょっと格好良かったのでいいんですが。あ、それと一巻の表紙はやはりレイヴ&Iガンダムになりましたね。二巻もIガン表紙なんでしょうか。裏表紙はドクター?
 そしてこれが二巻冒頭一話になるってことで、レイヴ君による「これまでの粗筋」が3pほど費やして語られます。ヒクサーがぺらぺらしゃべってくれた所によると、このIガンダムが置かれているのはアルヴァトーレ開発基地とのこと。
 ヒクサーがこの施設にやって来たのは、ヴェーダから「今日この場所この時間にビサイド・ペインが来る」と教えられた(命令された)から。よって、レイヴが「ヴェーダからミッションを与えられた」というのはおかしいと言われてしまいます。
 久しぶりに登場したフェレシュテの面々(シェリリン19歳が超ボインボインに!)によると、エクシア系列のガンダムに使うパーツがもちさられたとか。いよいよあげゃが暗躍しているっぽい感じになってきました。
 さてヒクサーに命令を下したのはまあヴェーダで間違いないとして……。レイヴたちにミッションをくだしたのはリボンズなのかフォン・スパーク(あげゃーだ)なのか? 今の所リボンズ>あげゃって印象ですけれど。
 というかヴェーダが「レイヴ」ではなく「ビサイド」が来るってヒクサーに言っているのが気になるんですよね。
 登録番号が同じだったことからすると、レイヴは「人間名レイヴ・イノベ名ビサイド」として登録されていたのかも? そういう所からも、あげゃよりリボンズのミッション=六人集めなのではないかという気がします。
 あ、エコは00P書き下ろしに続き、アストレア登場おめでとう(ピースすんなw)。アニューはアレルヤが戻ってくる直前に入ったんですかね。ん? シェリリンがGNアーチャーの開発に着手し始めているって、ちょっと本編と時間がズレるような?
 さて一方のドクター。ブリュンからようやく連絡がつきましたが、ラーズの説得とか厄介だなーとか言っているあたり、「おいおいレイヴくん撃たれそうなのにいいのかよ」と思わないでもない。心配ゼロって訳じゃないし離れているからどうしようもないんだろうけれどさw まあ戦闘型だから、本気になったら銃弾よけれる……はず。
 そんなドクターは前回、戸惑い気味だったギャグ時空に今回は馴染みつつあるようです。スルーと一緒にツッコミを入れるとか、さすが兄妹、息がぴったり(笑)。でもスルーねぇさんの「兄」に対するデレっぷりを見ると、結構事態が重くなっていませんかね。公式でやっと追加されたキャラ紹介では「仲間なのか不明」とあるし、当分この嘘は通される予感。
 ラーズを探しに車を走らせるドクター。ほんとカタロンはどこも危機管理いい加減だなあ。前回、なぜかドクターを観戦させていたのもそうですが、勝手にこんなことさせてていいんでしょうか。
 スルーズも「(殺し屋に会いにいくのも)私の仕事だ」っつわれて、特に事情を聞こうとしなかったし。あとドクターは同型とバレると困るから(そしてスルーズに事情知られると困るだろうから)彼女の同行を断りましたが、ラーズに自分の正体バラしちゃったんじゃ、スルーズが以後奴のターゲットになるやないですかー。
 ラーズをどう説得するのかと思ったら、無理やり覚醒しにかかりましたが、いいんですかね。ただ、ラーズがイノベイドという単語に反応したのは驚き。今までずっと似非人って言っていたから、固有名詞とか知らないと思っていたのに。
 そして次ページ……爆発した!? バレで見て知ってはいたけれど、なんかそれっぽい衝撃波が出るとかじゃなくて、一ページまるごと使って火柱とか本当にあがっているw 覚醒の拒否反応か知らんがなんだこれは。
 あ、レイヴくんは「9年前ボクのかけがえのない友の命を奪ったガンダムマイスター!!」と恨み節たっぷりのヒクサーに撃たれそうになってました。なんかIガンダムの封印(どういうシステムだ?)が解けてしまいましたけれど、ここにきて「ボクは誰だ?」のお約束が炸裂。
 さてレイヴくんはIガンダムに乗り込むのでしょうか? スレで予想されている冥王展を発揮して、コクピットに残ったビサイドの人格がインストール! ってことになりかねませんけれど(これならときたさんの「主人公がガンダムに乗らない」発言とも矛盾しないw)。
 次回あたり、ドクターとラーズは精神世界にトリップしてそうですね。ひょっとしたらレイヴくんも含めて。いい加減ラーズの詳しい背景もやってもらいたいもんです。……あ、ハヤナはどうしたんだいヒクサー?