今日も積みプラの山を盛る。

 HGOガンダム(クルジス介入時)、HGリボーンズガンダム、アヴァランチエクシア買って来ました。
 やたら種類豊富だから、00のプラモもエクシアだけ格別多くなってしまいますね。MG、トランザム(1/144のみ。1/100は買ってない)、1/60スケール……。GNアームズはいずれタイプDのほうを買いたいが、PGエクシアはちょっと無理ぽ。
 さても00ですが、外伝のほうは次々とシメに入ってきております。VもPも次回で最終回、寂しいねえ……。後でまた続編復活とかやらかすような気もしますが。00Iだけ00F並に続いてくれたらそれで満足……いやしかしPサードシーズンも捨てがたい。
 だがまあ00I、まだ色々と不満の残る作品ではあります。まだ三話だけれどね。
 とはいえ、もう三話なのに、主人公のモチベーションが不可解なのがどうも収まり悪いのです。
 今の所ヴェーダからの指令を受け取り、自分が人間じゃないことにショックを受けたりはしたらしい(パニックになったと言っている)けれど、それはそうとして「六人集める」目的には邁進している。
 ヴェーダとはリンクが繋がっているし、イノベのプログラミング的に逆らおうという発想自体ないのかもしんない。「記憶を消されるのは哀しすぎる」「不老なんて悲劇しか生まない」という否定的な発言もあるにはあるんですが。
 イノベイドだから命令を聞く理由がない訳じゃないけれど、嫌々やっている風でもないから、個人としてのモチベーションがありそうなものだけれど……。そこには今もまだ言及がないんですよねー。
「使命を軽んじている訳ではないが今の仕事も続ける」というスタンスのドクターはまだ分かりやすい。ですが、この人はこの人で、記憶リサイクル制度には「今まで生きてきたこの記憶は私自身の物」「記憶は消されても体は生きている」と容認の方向みたいなんで、それもどうかと思う。
 ただまあ、記憶リサイクル自体は無自覚を人間社会に溶け込ませておくためのものなので、覚醒して自覚を取り戻したイノベには適用されないようです。イオリア計画の第三段階あたりに、イノベによる支援がうんたらってあるので、六人集める計画はその走りのようなんですが……。
 そうすると今後は無自覚を全員叩き起こして、イノベとして活動させる予定になっていそうです。レイヴくんが「これ以上記憶を消されるイノベが出ないよう、早く六人集める」って言ってくれると分かりやすいし、素直に応援もできるんですが。
 しかし最近の外伝はビサイドの登場とか、グラーベの死亡の真相とか、ハヤナのトラウマとか、これでもか! とびっくりなネタを出してきて、いい意味で予想を裏切ってくれるので、相変わらず続きが待ち遠しいです。
 00I一話読んだ後の予想がことごとく的を外れたのは軽く凹むくらいw
 レイヴくんの力もまだまだ片鱗でしかないようですし。MS戦とかどうなるかなー(アイガンダムは00Iでちゃんと戦えるんだろうか。対戦相手がヒクサーやあげゃになるかもしんないけれど)。

総統閣下はあのラノベの最新巻を待ち続けるそうですニコニコ動画

 ラグナロク……なんという懐かしい響きか。別に全巻読んだわけではないが、インテリジェス・ソードが一人称の語り手をやっているファンタジーというアイディアにやられた! と興奮した中学生時代が俺にもあったわけよ。
 後半、他のゲームネタも持ちだしてまとめて怒る総統閣下はものごっつうオタクそのものですが。部屋の外にいる秘書さんたちの「吸血鬼厨」のコメントで思わずフイタ。それにしてもホントなつかしいな……トリブラの名前まで出ているし。
『ジェノサイド・エンジェル』(リアルタイムで読んだ)でデビューした『トリニティ・ブラッド』の作者吉田直氏は病気で亡くなられましたが、あちこちで「編集が病人に無理して書かせた」とかのバッシングを見かけました。
 こちらのソース:トリニティ・ブラッド:スナオの世界、永遠に 古里の福岡・芦屋に故吉田直さん遺品コーナーでは、当人の希望で病身を押しての執筆だったようですから、その批判はお門違いなんじゃないかな〜は思います。
 とはいえ総統閣下も言及していたされ竜の移籍騒動とかもあるし、面倒見に不安のある編集部なのは間違いない……。
 ああ、角川といえば新城カズマ『物語工学論』を購入しました(プルートゥ八巻セットと一緒に)。入門編ということでキャラ造りのお話なんですが、類型として示される七つのタイプが実に懐かしいw
 本書に登場するのは、「さまよえる跛行者」「塔の中の姫君」「二つの顔を持つ男」「武装戦闘美女」「時空を超える恋人たち」「あぶない賢者」「造物主を滅ぼすもの」、です。PBM界隈やTRPGをかじった方なら聞き覚えあるんじゃないかな?
 エルスウェア(新城氏の会社)が主催していたPBM『狗狼伝承』では、用意された類型の中からメインとサブを一つずつ選ぶというキャラクターメイキング方式をとっていました。
 で、上記の七つの他にあったのが御簾の陰に立つ者・詐称する道化師・幼い後継者・魔法使いの弟子・導く賢者。他に双子・兄弟たちってのもあったけれど、これは時空を超える恋人たちと併合されたような気がする。あとあぶない賢者、はこっちではあぶない博士、でした。
 で、TRPG『特命転攻生』(キーヴィジュアルを広江礼威が担当している)にもこの類型論が見られるんですが、こちらはキャラクターメイキングではなく、敵キャラを設定するためのチャートに使用されたのみでした。使用されているタイプは工学論とほぼ同じですが、「塔の中の姫君」が「捕らわれの者」、「あぶない賢者」が「あぶない科学者」、「兄弟たち」や「双子と両性具有」が追加されています。あと男、が者、とか。もの、が者、とか微妙な変化とかも。
 狗狼伝承が00年、特命転攻生が01年なので、結構年季の入った論ですな(いや普通か?)。
 ちなみにこの本は、オビに「賀東招二のオススメ!!」とありまして、巻末にお二方の対談も載っています。
 そこでの新城さんとのやりとりで、

新「君の今後の予定は? 『フルメタ』最終刊いつ出るの?」
賀「この本が出る頃(2009年8月)に出ているかどうかは……たぶん出てません。」*1

 なんてのがあって思わず苦笑。なんか今スランプですとか他人事じゃないのであれですが、新城さんとカンヅメなのか……散歩男爵(新城氏のHP)で対談の後日談的なものが載っているようだし、久しぶりに閲覧してみようかな。
 って、気付いたらMixi&はてダに移動なのか。

*1:そして本当に出ていない。