二期十三話『メメント・モリ攻略戦』
OP通りおいてけぼり。
あ……あのさ。
バンダイさん、アリオス売る気ねぇ!!
分かっています、もともとキュリオスアリオスみたいな機体じゃ、この手の対要塞とか艦隊戦じゃ役に立ちませんよね。アレルヤが弱体化しているのも分かっているんですけど。ですけどさ、アリオス出たのにあの扱いってｗ
マジでトレミーの電池っすよｗ スメラギさんが「アレルヤ！」って叫んだ後、しばしの静寂ののち「さ〜てアレルヤはいかにしてトレミー２のピンチを華麗に救ってくれたんかのう？」とｗｋｔｋしていたら、落ちがただのトランザム起動。間違っちゃいないけどその落とし方はねぇぜ。事前にあったマリーへの「頼み事」ってトランザム指示連絡ですかー？
それよりも今回のMVPはライルでした。彼がソレビの一員になる始まりの物語だったかもしれませんね、今回は。まあスメラギさんは留美（ネーナ）の情報がなかったらどうやって攻略するつもりだったのか、ライルとカタロンの繋がりスルーのままデュナメス（系列）の初トランザムとかちょっと待てな部分はあれど。
刹那「ロックオン」
アレルヤ「ロックオン」
ティエリア「ロックオン・ストラトス」
ロックオン二世「その名の通り……、狙い撃つぜ！」
ここは素直に燃えました。
それまでは「ガンダムマイスターの真髄とか（予告で）言いながら、刹那以外はトレミーのヤドカリかよ！」「大胆と繊細、どっちも必要と言いつつ、スメラギさんあんたやっぱり力でごり押しですから！*1」「ティエリアとロックオンの精密な連携が必要だと……？ 今までこの二人が距離を縮めそうな描写が欠けらもなかったのに大丈夫か……!?*2」とかツッコミを入れまくっていました。
あ、リント少佐はおつとめご苦労さまです。やっぱ年は越せませんでしたっつーか、最後まであの声なのね矢尾さん。ナイス！
しかしまあ、どっちにせよ今年最後の放送（総集編が新春特番であるみたいだけど、もちろんそれは除外）で、刹那以外まともに出撃しないシナリオはどうなんでしょうね。ロックオンの所だけ白眉でしたけど。
一応、作戦の流れ（にちゃんスレでの拾い物）。ガンダムは四機とも全部必要な作戦には違いないんだが。
・アリオスのトランザムでトレミーメメントモリへ接近
・出力をトランザムで使ってるからトレミーはフィールド貼れない
・GNシールドビット使って防御しつつセラヴィーの射程距離まで接近
・失敗するといけないからセラヴィーはトランザム使って最大出力で攻撃、最大だったので２射目は多分無理
・ケルディムもトランザムすでに使っているから残りが微妙なのでチャンスは1回で弱点攻撃
・その間00は敵MSをひきつける
でも。もっとそこは、ガンガンMS同士戦わせて、販促するのが大人（プロ）の仕事じゃないかと（その方が視聴者的にも嬉しい）。そも、ダブルオーがチートすぎる弊害がだんだん出ているような気が……。アリオスいらない子すぎ。
他の機体二つは、シールドビットや極限下での超精密射撃とか、ハイパーバーストで狙撃のお膳立てとかあったのにな……。もうアレルヤがアーチャー乗って出撃、マリーが留守番トランザム電池やってください（笑）。
……そもそも、一期五話で出たデュナメスの高高度狙撃があったら、トレミー２突っ込まなくても良かったんじゃね？*3
結局、まともな戦闘は刹那とヒリング・ケア（ワンマンアーミー大尉）のガチンコだけでした。あとはアロウズ赤軍によるカタロン青軍の蹂躙戦（そういえば、カタロン艦隊の艦長さんって声石塚さんかな？）。ヒリング機のガデッサって、アニメ誌だと暗い色調のイメージでしたが、本編で見るとリヴァイブガデッサと全然見分けが付きませんです（笑）。
冒頭、一方的にやられるばかりのカタロンの元へ刹那が駆けつけた時、最初からダブルオーライザーでしたけど、普通に沙慈が乗っていなくてびっくりです。もちろん当然のように乗られてたら困りますけど、赤ハロが動かしていたんですかね今回は。またトランザムすんのかとびくびくしていましたが、さすがにそれはなく。あ、でもトランザムすらされないヒリング可哀想だったな……。
沙慈はどうしてたのかと思えば、マリーからルイスがアロウズに居たことを再確認していました。後はブリッジでずっと観戦。まあ沙慈ルイターンは一旦お休みなので妥当ですよね（ルイス出番ないー）。しかし今週は、ラッセが活躍していました（そりゃもうアレルヤ以上に）。死亡フラグっぽいものが立っているので、早く彼の格好良いところ見せてください。一期のGNアームズ搭乗は格好よかったし。ああ、忘れかけていましたが、アニューにもまたぞろどうか出番を……。
さて、今回はネーナが離反フラグどころかしっかり離反行為に出つつあるようです。ボンズリ様にしばかれた留美の「男の嫉妬は…」を盗み聞きして、「女の嫉妬もみっともないんじゃないですかあ？」とか怖い怖い。でも、トレミーに情報送信したのって留美の代わりにお仕事しただけという気も。「やっちゃってよ！」という台詞から、実はあれ留美のいるポイントを偽装して送ったんじゃねえかと危惧していましたが、普通にメメント・モリの重要点だったので安心。
また、後退する刹那と追いすがるヒリングに赤い粒子ビームで援護が入った時「つ、ついに連邦反乱の火がここで!?」と思ったら、それもネーナでした。まぎらわしーｗ まあさすがに早すぎるかもですが。メメント・モリの光に留美がニヤッとしていたのは、CB見限りフラグ？（まあネーナは留美を見限ったようですが）
Cパートではいきなり渋いおっちゃん（ハーキュリー……ヘルメス？）がセルゲイ大佐のもとへ訪れていました。ロシアの荒熊呼びってことは、太陽光紛争と何か関係していそう。名前からするとユニオン系ですよね？
一方、地上では落とされたメメント・モリの破片が流れ星となって降り注いでいました。
クラウス「あれは君たちの時代に残してはいけないものだ」
気持ちは分かるが、そこは綺麗って言わせて置いてやろうぜクラウスさん！
なんと子供心を理解しない無粋者。未来を見るのはいいけれど、そこは胸にしまっておくのが大人ってものでしょうが。あ、皆勤賞逃したルイスに代わり、マリナ姫は姿だけ登場しましたね。
さーて、来年はアリオスアレルヤがもっと活躍できますようにと祈っておくとしますか。
