二期十話『天の光』


 色々と唖然とした回。
・ハレルヤ復活!
・セルゲイ大佐ぁぁぁ!
・新イノベイターぞろぞろ。

 つーかなんだ、あの新兵器(メメントモリ)。
 前の雑記で色々危惧していたけど、アロウズがますます漫画の悪役になってきて勘弁してほしい感じに。
 なんかサービスのためシャワーを浴びているティエリア、沙慈と語らっていたマリー、そしてアレルヤといった面々が反応しているあたり、GN粒子や脳量子波由来の兵器みたい。
 ※ラジオの情報によると、『脳量子波組が反応したのは00ライザーのトランザムテストで発生したGN粒子の影響』だそうです。ややこしいな、おい!
 が、それよりも!
 スイール王国とカタロンが会談を行ったという情報が行っちゃったみたいですが(怪しいのは池田特派員かな? 一期のモブキャラがこうしてちゃんと登場するとは思わなかった)。宣戦布告もへったくれもなしに、いきなり大量虐殺兵器をぶちかまし、あげく国境周辺に展開していた正規軍まで巻き添え。マリーがさんざん叫んでいたので、逃げられなかったセルゲイさんはご臨終の可能性が高いですね……。アロウズがカタロンとか少数派を弾圧するってのは、社会の仕組み的にも仕方のないことだし、あくまで「体制側」だから、実はCBよりも正義があるのはあちらです。が、これはいけない。ネーナの結婚式場爆破と同じ、短絡的で単純で一面的な「悪役」だと思います。一期のリアル路線はどうしたー!? 今さら漫画風に変えないでくれよ……。
 ま、ともかく。相変わらず裏で動いている王留美の差し金で、イノベイターからスパイがもぐりこんでいました。
 アニュー・リターナー(薄紫髪)。ただ、アニューってオーライザーの開発にも関わっているんですよね? それってリボが知り得なかったツインドライブのこと知っているんじゃ……実はリボンズからのスパイじゃなくて、二重スパイ? ラグランジュ3がばれたのはコイツの仕業っぽいですが(つーか他にいねえわな)。
 ん? しかしティエリアは同族に気づかないのか? マリーはブリングの接近を察知したのになあ。
 イノベイターもう一人の新顔、ブリング・スタビティ(CV置鮎の赤長髪)。ブシドー、ひろしに続いて、強力な機体&パイロットの登場ですね。こりゃダブルオーもどんどんパワーアップするはずです。うーん、無口で実力があるとかなんて素敵なキャラ。声も渋いし、イノベ勢がだんだん気になってきました。リボンズは着々と小物&裏切られフラグ立ってますけどね。ひろし、さらっと嘘吐くし。
 とうとう再会を果たしたアリー・アル・ひろしとネーナ。……お、お前このシリアスなシーンでも「ヨハにい、ミハにい、にぃにぃズ」なのかよっ! まあ腕取られて銃を押し付けられるネーナと、押し付けてるアリーがケダモノ格好良くていいんですけど。リボンズ……留美にひろしにリジェネと、周り中から陥れられようとしているあたりは、ちょっと可哀想かもね。
 CBに身を置きながら、いまだ覚悟の決まらない沙慈と、すでにアレルヤに付いていく覚悟のマリー。
 この会話と、アリオスのサポートメカ・GNアーチャーの登場、そしてメメントモリに巻き込まれたセルゲイさんの三連コンボで、マリーの出撃は確定ですなあ。そして死亡フラグも着々。ああああ……。
 何より、アレルヤマリー問題にさらなる波紋を投げかけるのは、ハレルヤ復活でございましょう。
 メメントモリの余波で覚醒とか、予想外すぎるw あ、ハレルヤだから「フリーダム」か。結局寝ていただけっつーのに吹きましたが。監督め……確かに「死んでない」についちゃお茶を濁していたが……。も、もっとこう、さ。劇的に復活すると思ってたんすよ? 「俺! 爆誕!」みたいな。それがさらっと帰ってくるとかwww
 あと、今週冒頭でスメラギさんの過去がひょいっと出ましたが。…………ファッションセンスが……その……あの……。
 まーそれはともかく、今週は若干コーラがうざい感じに。大佐のご飯持ってくるまでは良かったんですが、「俺にも新型くださいよ〜」とまとわりついて怒鳴られているシーンは、普通にうざかったです。うん。コーラサワーの摂取はほどほどに。
 CBはなんかもう、戦力増強のフラグが立つ一方で、じわじわと崩壊・壊滅の序曲が始まっているように感じます。外には強力な敵(ブシドー、アリー、ブリング。ガデッサもやっぱ強そう)、中にはスパイ(留美、アニュー)。あれですか、やっぱいつぞやの予想のように「壊滅したCBについて、リボンズが語っているのがこの物語(だからアムロがナレーター)」って落ちとか?
 何にせよ、アロウズの「マンガ」っぷりを一刻もどうにかしてほしい次第。萎えるんですよ、いい加減!
 そういう短絡で・単純で・一面的な、ご都合主義で進めなくても、もっとリアル路線で納得させるのがガンダム00じゃねーのかと。ちくしょう。視聴率を気にしてそういう体裁になってんだったら、なんかこのアニメを観るのがどうでもよくなってしまいそうだ。
 この辺の「違和感」が拭われることを渇望して、次回をまた待つとします。
・おまけ

イアン「そうか、会うのが初めてのヤツもいたな、儂の嫁だ」
リンダ「リンダ・ヴァスティです」
沙慈「若い…」
アレルヤ「犯罪ですよ」
イアン「どういう意味だ!?」
スメラギ「冗談はそれぐらいにして」
イアン「何だよ、冗談って」

 おやっさん……。