駄目だこりゃ。

 俺の小説(黒暇)への感想に対して。
(※愚痴だよ)
 ハァ? と思ってしまった……。普通の読解力を持っていて、普通に読んでいたら分かるレベルのことを分かっていなかったという。ああ、しかし。書いた物が伝わらなかったら云々って話は以前このブログやコメント欄でもやっていましたが、あれより遙か以前の日本語もしくは頭の問題級。
 口癖や口調だけで個性を出しているって? 区別のために語尾と人称に違いはもうけたが、ラノベや漫画のような不自然かつ特徴的なしゃべり方にはおよばないくらいだぞ!? ドラマを産むためには目的や目標をって、それは超明確に出ているんだがw 脇役のドラマ? あるじゃねえか、これ基本群像劇意識してんだからよ。流し読みと言ったが、もしかしてあの人台詞だけぱぱぱっと見ていったのかしら。どれぐらいの時間で300ページ以上読み切ったか訊いてみてえわ。あっはっはっは。
 具体例。

 年長者のキャラが「諧謔」という語を使いました。
 その語彙を知らない年少者のキャラが、「諧謔」の意味を訊ねます。
 会話の上の一文であり、本筋には関係ないので作者的にはスルーしていいのですが、それでは読者に不親切ですし、何よりそのキャラらしくないので、簡単に意味を解説した後、「辞書で調べるといいよ」とやんわり付け加えさせました。

 というシーンを読んで彼の感想。
「読者に辞書で調べろって言うか? これ、読んだ人むっとしますよ」
 …………。
 え?
 何言ってんのこの人という思いが胸から逆流し、俺の口は一時的に開閉機能を失いました。指は動くから会話に支障ございませんでしたが。そのシーンは明らかにキャラがキャラに辞書で調べろと言っているんだけど、まあそこを譲ったとして。
 あまり本筋に関係のない難解な語を出しておいて、質問されても知らないお前が悪いといわんばかりに「辞書で調べろ」とだけ言って突き放すようなシーンであれば、そういう批判もあるでしょう(ただ、そういうシーンを書くとしたら、そのキャラに悪印象を植え付ける目的があることになるでしょう。よってその場合でも筋違いと言えます)。ですが、実際は上記の通り、逆。
 しかしこの人にはそうは見えなかったらしいです。どんだけ流し読みー。 
 ちうかあれぐらいの話を「難しい」なんて言われても──小学生に書いてんじゃないんだから。
 いわゆる読者が感想を言うのは、そりゃ自由です。ただ、当人の口で言う「己のレベル」と、その口で言う「他者への評価」があまりにも身の程知らずだと言わざるを得ない……。
「そんな感想を言うぐらいならお前書いてみろよ!」は言っちゃいけない反論の一つですが、書いた上でアレな感じで、しかも自分の実力を「棚上げ」どころか、「対等、もしくはこっちが上」という超上から目線であんだけ言える神経が分からん。
 ていうか……あの人は本を読んで小説を書いているんだろうか? 小説の専門学校に行っているそうだけど、そしてプロ作家にできるだけアドバイスしてもらっているそうだけど、自分の実力も立ち位置も分からない文盲としか思えない。
 はいはいアンタは偉いよ、努力してるよ偉い。んで、がんばっているからってそこまで自分を高級だと思うのね。
 でも俺にはもう作品見せないで、時間がおしいから。ていうか読んだ奴も時間を返して欲しいほど駄作だったし。その挙げ句あの態度……はぁ。あらゆる問題にも欠点にも気づいていないし、それを指摘しようにも自分が上だと思っているから、聞き流す(私があの人からの指摘を、的外れとして受け流しているように)。話にならない。
 話のできない相手と無益(つうかむしろ損)な会話なんて続けていたくない。も〜ヤダ。