乙女座センチメンタルでござい

 ガンダムダブルオー二期が開始して大興奮のぬえやです、ごきげんよう
 グラハムって以前は「乙女座の浪漫」を否定して「光の粒子を出していなかったから(エクシアを)見つけられた」ってちゃんと現実的な判断を下していたのですが、ミスター・ブシドー(初期装備:仮面と陣羽織)は「自分が乙女座で感謝」してるんですよね。この変化は何。あとアレルヤの救出はいつなんじゃー、とか。超人機関の回想(脱走劇)とか詳細にやってくれるんかなー、とかとか。


 しかしそんな00熱のまっただなかにありながら、俺はニトロプラス+GONZOのアニメ『ブラスレイター』にも心を奪われつつあるのでした。タイトルはペイルライダー*1をドイツ語にしたものだそうですけど、それだとブラスライターもしくはブラスライテルのが正しいのでは。初めて聞いた時には古いアニメ作品っぽいタイトルだと思ったので、今年の作品と知って驚きました。
 ダブルオーとデタラメな残像(ブラスレイター初代主題歌)を合わせたMADを見たのが、この作品を知る切欠だったのですが、検索してみると中村悠一さん*2が出演していることに気がつき、そのキャラ(名前はブラッド)を見てみたらあまりのデザインにびっくら仰天。あれですよ、「何も食ってないし飲んでないけど噴飯しそう」リアクション。
 眼が隠れるほど長い前髪+鷲鼻、寡黙設定(おかげで作中前半空気キャラ)、異様なバランスの衣装……。顔だけでもインパクトあったんですが(任務中はちゃんと前髪あげるんだが、素顔はわりと地味だった)、服が……ニトロ*3らしく露出度の多いボディスーツ(ノースリーブ+胸開き。そういう制服らしいがどうなんだそれ)だったりね。足下とかね。最初見たときこいつは人間なのか、どっちかっていうと森の小人(鼻的に)か鳥系のヒューマノイドなんじゃねえのってデザインでしたわ。でも声はゆうきゃん。えー。
 他にもドイツ人に「絆」という漢字を「遠く離れても心は繋がっているという意味」なんて教えるナイスミドル(シドウ)や、転落した元トップ・バイクレーサー、そのレーサー・ゲルト*4が大好きすぎるヘルマン、どう見てもたくましく成長した九門克騎*5じゃないですかアナタって感じの主人公ジョセフ、新手のマスターテリオンかと思ったヘアピン先生ザーギン、などなど良いキャラがてんこ盛りです。既に放送は終了していて、一本二話づつDVDを販売中(ダブルオーは一本4話ぐらい入っていたのに……くそぅ)。
 ゆうきゃんブラッドもスナイパーらしく屋根に乗ってたり背景と同化していたり、弾丸のお守りの使われ方とレーネさんとの散り際やらで、なんとも素晴らしいキャラでした。
 監督が板野さんということで、『超人ヒーローでやる板野サーカス』な戦闘シーンも見所かな。やっぱりミサイルが糸引いて飛ぶ。人型なのにみんなグルグル回転しまくり。何もない足場を蹴っているように見えるけど、空中でどうやって方向転換してんのかしら。融合体=悪魔(憑き)やメカニックのデザインは、メガテンとか思い出しますねー。2以降のペルソナとか、ノクターンとかさ。
 ネット上で動画配信していて、最終回(クソと評判だが…確かにあの演出はねーな。「許してくれ」じゃNEEEEE!)と第一話無料配信中! でもなんかライセンス取得失敗で俺ミレナカッタ_| ̄|○ il||li ああ……DVD買わなきゃ……。

*1:黙示録の「青ざめた騎士」

*2:00的には乙女座センチメンタリスト

*3:というかNiθさんか? ニトロはBLブランドも抱えているし、デモベのころも男の胸チラとか露出があったが。

*4:楽天家で寝てばっかりで最初に人狼に食われるあれじゃなく

*5:ニトロプラスPCゲー『塵骸魔京』の主人公