季節を感じつつ、懲りずにゆめにっき考察

 洗濯物を干していたら、柵に赤とんぼが留まりました。うーんすっかり秋。
 日も落ちるのも早くなったし、冷え込みも厳しくなったしで、寒さに対応することに毎日追われています。しかし今日明日と晴模様が続くらしいので、ありがたい限り。
 さて、そんな鍋が美味しくなる時期となりましたけれど、ホームセンターでミニ七輪を見つけました。
 お餅を焼くパッケージもまぶしく、おおこれはサンマを焼くにはちと小さいが、餅やキノコにはいいんじゃねえのとその場で小躍り(脳内)。ちょっとした憧れだったんですよねー。お値段980円(税別)とお手頃で、どれ燃料の炭はどこかいな……と辺りを見回しつつ、パッケージ裏面を眺めたりして。
『本製品は中国で委託生産したものです』
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 俺はその場でミニ七輪を戻しました。そんなもん怖くて使えるか!
 わしのトキメキを返せぇ!



 なんかゆめにっき簡易まとめが、そろそろ閉鎖するかもと宣言していたので、ロダを漁ってみました。見つけたデータでカーソルをゆめにっきキャラに変更。ポインタカスタマイズは初めて挑戦したんですが、結構楽しいです。ゆめにっきを起動すると、待ち中の砂時計が笛を吹く窓付きですしね。なんかサイズがゲーム中と同じにだし。
 弟1号にもゆめにっき布教に成功。ああ……この世界観がクセになるわ。
 スレのほうでは「窓付き」の考察の一つに、本名は「MADOTUKI」のアナグラムで、「戸田久実(TODAKUMI)」という説が出てなるほどなと思ったり。まあ人気からしたら、脈絡無く登場した堀良子のほうが普及しちゃいそうですが。
 しかし考えれば考えるほど、「窓付き」という名称は興味深いです。「ジョハリの窓」関連説がありましたけど、ライプニッツモナドジーとも関連あったりするんじゃないかと思う今日この頃。モナド「鏡」であると同時に、「窓がない」=「関係」することが出来ず、相互に独立しているんですよね。内的な何かのやり取りをできないとかそんな意味で。すると「窓付き」が「夢の中をさまよう」のは、「内的な何かのやり取りを行っている」ということか……?
「窓付きは実は、他人の夢に入る能力者」という説もありました。扉の向こうは全て他者の夢とすると、現実で自分の世界(自室)に閉じこもった窓付きが、夢の世界で他人の心とふれあうことで交流をはかるけれど、そこにあるのはひたすらの、狂気のごとき世界。こうなるとエンディングの解釈は、他者との交流に絶望し、諦めた末の決断となります(エフェクトは他者と自分の間にあった思い出のアイテムが顕在化したものかな。それを捨てることが、エンディングに繋がるから、他者との絆を断ち切ったと考えられます)。う、スレの考察とかぶったり引用したりだ。
 まあ、公式設定が出ても困るから、真相は永遠に闇の中なんですけれどね。多分、ききやまさんだって厳密な設定を用意していないと思いたい……。なんか、ききやまさんが見た夢(あるいはその記録=夢日記)こそが、このゲームの最初のアイディアだったりしないかな。