ルビとの闘い

 日本ケータイ小説大賞が決まったそうですね(本文がこっちで読めます)。
 内容はいわずもがなとして、携帯小説が好きだからと、卓球選手の福原愛が授賞式にきているのはなぜだろう。あと、瀬戸内寂聴さん(「実は携帯小説書いてました」)はアグレッシヴだね。


 さて、一太郎で整形作業をしていて、ウムラウトが打ち込めないことに気がつきました。IMEからATOKに変わったせいかな? と思ったんですが、別のところで出してからコピペすると表示されるようなのでまあいいかと。基本的にドイツ語だらけの本作です。
 ただ、英字に日本語を、または日本語に英字をルビ打って、印刷プレビューで確認すると、非常に読みにくいことに気がつきました。こりゃいかん、と英字の使用を断念し、日本語にカタカナでルビを打つ方針へ転換。
 それにしても、応募に際しては、いつもルビに悩んでしまう。
 昔──応募を考えず、ネットだけで書いていたころは、()や《》でかこって読みを表示していたんですが、投稿の時とかは、ソフトの機能でルビが自在に打てます。が、新人賞投稿用の原稿とかだと「体裁が狂う」から、あまり歓迎されないそうなんですね。が、ライトノベルは基本的にルビが多いです。
 一例ですが「魔王を倒した《やったぞー》」みたいな、作者の自己満足ルビはあまり歓迎されない。これはまあ分かります。
 ですが、一方で「ジャンプ小説大賞」では、「難しい漢字にはふりがなを打とう!」とむしろルビを推奨するような記述もみられます。新人賞に応募する場合、《》や()で読みを表記する場合はあまり見栄えがよくありません。印刷したあと手書きするのがベターではあります。
 ただ、手書きだと見えづらい&字が汚いのが難点……。梗概の時にできるだけ、重要な固有名詞に振るって手もありますが、それだと粗筋を書くのに制限がついて、一段難しくなります。
 で、備考や脚注でルビ一覧でも作ろうかなと思ったけど、あまり余計な文章を付属させるのもためらわれる。
 ほいで結局、ソフトとかの機能で最初からルビ振るほうが楽だし見た目が綺麗なんですよねー。ははは。