投函。

 吶──喊!
 してきました(第14回角川スニーカー大賞)。
 一次選考が厳しめ(全体の5%にまで絞り込む)・なんか編集部のモチベーションが下がってるっぽい(募集要項のページが前回のまま更新されていない)、などの不吉な噂はあるものの、まだまだ大御所。自信の一品を送りました。今日までたくさんの人に読んでいただいて、随分ご意見もいただけたし、しつこく改稿もした。けれど、もうやめなくちゃいけない。次へ取りかからなくちゃね。
 でまあ、無事投函を終えるまでぼちぼちとトラブルはあったわけでぇ。
 今日は朝一番で印刷を開始したのですが、引っ越しのドサクサでコードを見つけるのに四苦八苦(昨夜見つけたと思ったらもう一本を忘れてた)。インクの量を確認し、猫たちを部屋から閉め出して印刷開始。
 ……したら、100枚をすぎた辺りで文字が掠れ出しました。
ニア インク詳細
『インクは充分にあります。』
 嘘をつけぇぇぇ────!
 仕方ないので、文字が掠れた10枚ぐらいを破棄し、一旦印刷を中止させることに。即刻インクを買いに行きたいところですが、早くから刷っていたので、電気屋の開店まで一時間半ありました。仕方ないので、家事をして時間の経過を待つことしばし。電気屋は明日から二連休だそうで、いやー、ちょっと印刷日ずらしていたらまた余計に延長していたところだよ。そして。
『ねんがんの インク を てにいれたぞ!』
 カートリッジの入れ方は特に知らなかったのですが、機械を開けたりカートリッジ裏面の説明に助けられたりして、投入に成功。無事に印刷を続行しました。一つ書き損じつづも封筒にプロフィールとか『第14回スニーカー大賞応募原稿在中』の朱文字を書き付け、原稿に穴を開け、紐を通して完成! ……この封筒の文字を見られるのはちょっち恥ずかしいのですが、仕方がないのです。胸を張ってゆうパックを頼むのです。
 宛先を書き終えてさあ送るぞという段になり、窓口の方からエクスパックを勧められました。え、そっちのが200円安いって?(今回はゆうパック700円かかった) うーんそれは魅力だし、エクスパックでもいいみたいだけど……住所もっかい書くのめんどうくさい使い慣れないしよく分からないしなー。まあいいやと、そのままゆうパックで送ってもらうことに。
 ああ、清々しい気分だ。一仕事終えた感じだよハレルヤ。
 今年の初め、電撃に送った時は小雨降りだったけれど、今日はとてもいい天気だね。縁起もいいし、作品の質も上がっている。今度こそいける気がするんだ。途中でヘビやら鳩やら轢きそうになったり、共産党憲法九条を守ろうの会の宣伝カーにでくわしたりして不愉快になったけれど、きっとささいなことさ。
 さー、次は『雲上』の原稿に魔王の改稿に来年の電撃向けの新作だぜっ。