第16話『トリニティ』

 DVD7巻ゲット。だが視聴する間もなく引っ越し用段ボールの中へ……。初回限定版収納BOXがついてきたので、早めにDVD1巻と2巻も購入しなくてはなりませんなこれは。……しかしヤレルヤのネーミング由来がまじで分からん。

 画像は特に面白いのがなかったので、適当に。
 冒頭はそのまま前回の続きから。アリー操るアグリッサに追い詰められ、プラズマの嵐に晒され苦しむ刹那。「機体だけ残して〜」って、プラズマフィールドって器用なことできるんですね。あれか、建物に使うと建物そのままで住人だけ蒸発するのか? よく分からん。
 まあそんなこんなで。刹那は現れたスローネドライ/ネーナ(くぎゅ)に救出されました。
 何もしてないけど手柄を立てたつもりで取らぬ狸のなんとやら、の最中に、コーラサワーさんはスローネアイン/ヨハンに撃墜されてしまいます。
 地面に倒れたキュリオスを引き摺って連行していたティエレン部隊(と中佐&ソーマ)は、ファンネル兵器を操るスローネツヴァイ/ミハエルに強襲されてしまいます。中佐とソーマが逃れただけでも実は凄いことですが、アレハンといいアリーといい、この世界のファンネルはニュータイプとか関係なく使えるみたいですね。理不尽です。
 そしてデュナメスを追い詰めたオーバーフラッグス隊は、ティエリア救出をさっさと終えたヨハンが勤めました。
グラハム「まさか他にもガンダムがあったとは……聞いてないぞ、ガンダム!」
セルゲイ「通信遮断領域の拡大だと……? そんなことができるなら、なぜ今までやらなかった!? どういうつもりだ、ソレスタル・ビーイング!」

 新たな4機のガンダムなんざ、プトレマイオスのマイスターだって知らなかったのですが、敵さんはもっと知ったこっちゃねえわけで。後々グラハムとか教授とか絹江さんとか、鋭そうな人が、「もしかしてCBは一枚岩じゃないのかも……?」と察したりしないかと思ってたんですが、最後までそんなことはありませんでした。ロックオンに特攻したダリルみたく、みんな「敵を間違えて」しまってたんだもんな。
 しかし各陣営がCB新たな脅威にシリアスに反応している一方で、コーラは自分の心配だけして大佐への想いを募らせていますね。まあそういう役所なんですが、冷静に考えると、この作品で一番善悪の概念が抜けているような。「はい、ないです」といい、学生からエースパイロットにジョブチェンジしたルイスさん、みたいな(もちろん結婚式爆撃前のほう)。
スメラギ「予想が外れて嬉しいこともあるのね」
 …………。ビリーへの義理立てとか色々あったんだろうけれど、マイスターが死んだりガンダムが鹵獲されたりという深刻な事態を予測していたのに、なんにも対策を取っていなかったあなたに今さら言われましても。「手を尽くしたけど悪い予測は覆せませんでした」って印象じゃないんだよなー。
 さて、移動やら何やら含めて累計で20時間に及ぼうかという超過勤務から、ようやくマイスターのみなさんがご帰還です。へとへとなのですが、みなの頭を占めるのは、やはり謎のガンダムとマイスターたちでした。あ、アレルヤって頭痛でおねんねしちゃったのかと思ってましたが、さすがにもう起きてましたね。
 さて、アレハンドロは「CBの監視者」とやらと会合を開いていました。議題は「新たなるマイスターの承認について」。つっても、監視者は拒否権しかもたないそうですが……どういう意味がある役職なんだろう。そもそもあのイメージ的にバベルの塔って感じのあの建物(逆パノプティコン?)は、どこから入るんでしょうか。で、各漢詩者は専用のアイコンを持っているようなのですが、センスが……。絵画とかモノリスとか銅像はいいんですけど、福助人形だけ凄い浮いているよ! 誰かつっこめよ視聴者以外!
 ともかく、アレハンドロ&監視者たち/トリニティ三兄妹の会話によって後半は総集編になっていますので、特に書くことはないです。しかし、刹那がアリーの前に身をさらした(コクピットから出た)シーンでの台詞。
ミハエル「いいねえ、俺よりイカれてるぜ!」
 自覚あったんだね。
 次回はいよいよ、トリニティーズとトレミークルーの顔合わせです。