ラノベを読むメリット

●ライトノベル愛読者が理解できない - 教えて!goo
 これはなんという釣り。そんな餌に、俺が釣られクマー!
 娯楽作品にわざわざ「メリット」を求める人ってなんなんでしょうね。なんか子供が好きでやっているゲームとかに「そんなことして将来なんの役に立つ!?」などと頭から否定する親と同じ臭いを感じます。役に立つことしかしなかったら、人間ダメになるのよ?
 あえてメリットをあげるなら、楽しむことそのもの、感動であったりトリビアを得ることだったりじゃないですかね。あと友人と共通の話題にできたり。俺が毛嫌いしている携帯小説だって、娯楽性はちゃんとある。なんか質問者の上から目線というか、ラノベを見下し言い方は鼻につくのう(あ、言っちゃった)。
 話はズレるんだが、携帯小説の話題のさいに、よくラノベを引き合いにする輩がいます。「ラノベの文章もこんなもの」「いやラノベのほうがましだろ」とゆー、まあラノベを一般文芸より下に見てんのねって発言。一般文芸にも、ある意味ラノベよりぶっ飛んだ文体はあると思うけどね。ほれ、クランチとかあと色々。めんどいから列挙しないけど。
 あかほりさとる(最近は書いているんだろうか、そういえば)や、スレイヤーズあたりの、下部分がスカスカで擬音やフォント使いまくりの物しか知らなかったら、確かにそうも言いたくなるだろうとは理解できます。でも、上のリンク先のように、桜庭一樹というラノベ出身から純文学行った人もいるし、他にも一般でやっていけるポテンシャルの作家は確実に存在するのだ。オタクの読み物なんぞとレッテル貼りして、なんでわざわざ確立されたジャンルを見下したいんですかね、まったく。