原稿、投函完了

 ついに終わりましたよ!
 修正液を垂らしたり、ルビを手書きで振ったり、45枚パンチで三分割して原稿に穴を開けたり、縦にも横にもズレないように紐を通しつつ蝶々結びで綴じたり、宛先に御中とつけ「応募原稿在中」と赤ペンででっかく書いたにもかかわらず、宛名カードをべったりその上から貼られたりしつつ! ゆうパックにて出撃! 明日の午後には届くんだそーです。
 なんか原稿入れた封筒もってって「ゆうパックでお願いします」と言ったら凄い戸惑われたのはなぜでしょう……。新人賞投稿とかじゃ、オススメってよく書いてあるんだが……。そりゃ、こんな田舎にそんな五人も六人も新人賞投稿者はいねーと思いますけれど。
 まそんなわけで、送りましたのは『回廊』の連載を改稿した(元から100枚ぐらい削りまとめたぜ!)「歓喜の魔王」と、構想して執筆して校正して整形して印刷して投函まで制作期間10日の短編「ディングス/戦争専用少年少女」でありんした。それぞれ長編部門・短編部門に送ってあります。同じ賞に複数作品を投稿するのはちょいとアレなんですが、部門が違うからまあいいや、と。あと、恵久地さんも短編行くしね。ふふふ。
 はー、あとは「向こうに届きました」のお知らせが届くのを待つばかりです。したらもう、選考を半年待つだけですしね……。あらためて印刷した魔王と、それを紐綴じして封筒に入れた現物を眺めて「こんなもんが4桁届くのか……」と思うと、下読みのハードさがちょっぴり伝わります。ただ、今気づいたんですけど、「魔王」の備考欄で「原稿用紙枚数:ワープロ原稿121枚」って書いたんですが、あれ本当は「116枚」なんだよね……。一枚オーバー程度じゃ落とされないだろし、実際はもうちょい少ないんだから、大丈夫なんだとは思いますけどー。うー。
 それに比べると、26枚に収まった短編は可愛いものだなあ。パンチで穴開けるのも一発だし(体裁作るとき余白を小さくしたので、ちょっとそれだけアレでしたが)。なんか作業を終えて感無量。郵送にあたって色々文房具を買い集めたりして、何か投稿してる実感が沸いたりしてはしゃいでました。
 さて、この調子で次はスニーカー大賞です! 新作の構想は三本くらい並行していますが、さてどれから形にしていこうか……?