緋鍵龍彦『断裁分離のクライムエッジ』3
…わ …私 唇も待ってますから
最低 そのときまでは 死なないでください!
断裁分離のクライムエッジ ? (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: 緋鍵龍彦
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/01/22
- メディア: コミック
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で、そういうペースを作者も把握しているのか、巻ごとにちゃんと話は進んでいるんですよね。二巻の時点で「もう主人公とヒロイン倦怠期かよ!」と思いましたが、雨降って地固まる、で。
生徒会長ペア……彼女の動機がなんかしょぼい気がすんですがどうか。劇の配役って、もうちょっとこう……まあ結局は幼なじみラブですか。
ピアノペアは今回お休みだから、次回当たり対決ですかね。
しかし中島さんは色々残念だったなあ。今回は切とのメイン対決を勤めたんですが、もう一回ぐらい何かあるかと。あのギャグすれすれの鮫歯顔も好きだったのに……。小桜は再登場しそうですが。
法子ねーちゃんが祝ちゃんと仲直りして、いい人っぽくなったのが死亡フラグにしか見えない。病子との絆を再確認するのも、後の病子暴走フラグとかさ。
ところで病院坂家の室内荒れ果てているのは何とかならんのかな……。
教授も何か過去とかあるようなので、今後が楽しみ。ああいうアホ装ったようなキャラは好きなので、唐傘みたく打ち切られる前にスポット当たることを願う。
醜聞(ゴシップ)の実態、髪の女王とその呪いの顛末など、大事な部分の設定も開かされてきました。ウィッチー卿は巨乳ボク娘と強力なキャラですが、今後の敵にしか見えませんね。
そして一番大事なのは、主人公とヒロインの関係がステップアップしたこと!
ねっとり数ページ使ってのくだりは、さすが元エロ漫画家……! 一巻じゃ祝の全裸より髪に欲情していた髪フェチバカが、ちょっと健康な中学生男子らしくなりました。
それでいて、締めの展開にはびっくり。まさか呪いが解けたってわけじゃないだろうけど、この引きは強烈でした。次回が気になって仕方ない!