チベット暴動、中国はダライ・ラマ派との「人民戦争」を宣言

 仮にもオリンピックを開催しようっつー国が、戦争開始を宣言して開いた口がふさがらない今日この頃。ああ、これが十数年後には、教科書に載るような歴史の動きを見ているのか。んだけど。

ロゲ会長「ボイコットは解決ならない」
 8月に北京五輪を開催する中国のチベット自治区ラサで起きた暴動に関連し、五輪ボイコットなどの動きが出てきていることについて、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は15日、「五輪をボイコットしても何の解決にもならない」と語った。

 解決って……。平和の祭典を戦争中の国でやったら、問題が増えるだけなんでないかい?
 うーん、テレビだとただチベットの人が暴れただけみたいな言い方されて、何で暴動に発展したかまではあまり出てませんよね? この辺(チベットの人権問題現在のチベットの状況 )を見てもらうと分かりますが、中国はチベットにほんと酷い事してるんですが。今までも暴動は起こしたのかもしれないけれど、オリンピック近いからか、ようやく他からの注目が入った、のかな?

現在でも、チベット固有の国民性、文化、宗教の独自性は、中国によって深刻な脅威にさらされ、翻弄され続けている。

中国の占領と弾圧の政策は、チベットの国家としての独立、文化、宗教性、自然環境の破壊を引き起こし、人々は基本的な人権まで奪われている。再三再四、国際法を犯す中国のこれらの破壊行為は、注目はされているが、未だに罰されることなく繰り返されている。
(現在のチベットの状況)

「妻、娘、尼僧たちは繰り返し強姦されまくった。」
特に尊敬されている僧たちは狙いうちにされ、尼僧と性交を強いられたりもした。
ある僧院は馬小屋にされ、僧たちはそこに連行されてきた売春婦との性交を強いられた。


拒否した僧のあるものは腕を叩き切られ、 「仏陀に腕を返してもらえ」 と嘲笑された。
大勢のチベット人は、手足を切断され、首を切り落とされ、焼かれ、熱湯を浴びせられ、馬や車で引きずり殺されていった。
アムドでは高僧たちが散々殴打されて穴に放り込まれ、村人はそのうえに小便をかけるように命じられた。


さらに高僧たちは「霊力で穴から飛び上がって見せろ」 と中共兵に嘲られ、挙句に全員射殺された。おびえる子供たちの目の前で両親は頭をぶち抜かれ、
大勢の少年少女が家から追われて中共の学校や孤児院に強制収容されていった。


貴重な仏像は冒涜され、その場で叩き壊されたり、中国本土へ持ち去られていったりした。経典類はトイレットペーパーにされた。
僧院は馬や豚小屋にされるか、リタン僧院のように跡形もなく破壊されてしまった。


リタン省長は村人の見守る中で拷問され、射殺された。
何千人もの村民は強制労働に駆り出されそのまま行方不明になっていった。
僧院長たちは自分の糞便をむりやり食わされ、 「仏陀はどうしたんだ?」 と中共兵に嘲られた。


(『中国はいかにチベットを侵略したか』から引用)

 この現代において、いまだに中国軍はチベットで虐殺拷問と蛮行の限りを尽くしているのでございます。14歳の少女が15歳の少年が、拷問や虐待で殺されたりね。WW2じゃナチやら日本軍やらが蛮行をしたって話も結構あるけど、半世紀以上前の話で、しかも捏造混じりの違って、現在も実際に続いている話だから何とも恐ろしい。チベットに関しては、ちょっと検索するとやりきれない話がぞろぞろ出てきます。
 今回の暴動で、もっとこの辺の背景が注目されるといいのですが……。