原稿用紙枚数の上限。

 私が狙っている新人賞(ていうか電撃大賞)の応募規定は、

〔長編〕=ワープロ原稿の場合80〜120枚。縦書き。

  400字詰め原稿用紙応募可(長編:250〜410枚。短編:42〜100枚。
  ワープロ原稿と文字数に多少の誤差はありますがご了承ください)。

 となっております。
 ワープロ原稿を400字詰め原稿用紙に換算すると、最大約403枚。そして、一通り改稿が終了した私の作品は現在、原稿用紙419枚あります。「多少の枚数オーバーは大丈夫なんじゃない?」とかゆー甘い誘惑が聞こえてくるのですが、さて真偽はどんなものなのでしょうか。新人賞情報やノウハウのページを探してみました。
 応募規定などで、「〜枚程度(たとえば100枚程度、など)」という具合に、枚数規定があいまいに設定されている賞がありますが、これはおおむね10〜20枚くらいの誤差で考えれば良いようです。100枚程度なら、80枚以上120枚以下と考える、と。「枚数厳守」と規定にある場合には、素直に枚数を調節した方が確実なのでしょうけれど。電撃はそうじゃないしなあ。

 なににせよ、規定枚数は守っておくに限ります。しかし良い作品を送りつづけていれば、受賞せずとも編集者の目にとまることは実際にあります。枚数云々を気にやむよりも、まず「良い作品」を書くことが、何より肝心ということですね。

多くの賞では、「枚数」を強いて確認するのは「妙に多い」「少ない」など、違和感を感じたときだけです。枚数の大幅な過不足が無い限り、それほど神経質になる必要はありません。

 上記の引用は、どちらも作家・渡瀬草一郎さんの執筆支援サイトより。
 403枚まではいいとして、420枚とかで送ってもいいんですかねー……電撃。送り続ければっつーても、「20枚もオーバーしてるな。はい失格」って選考対象外になっちゃ目も当てられないし。410枚ならまだいけるような気がしますが、それよりは405枚程度ならまだ大丈夫のはず……。「神経質になる必要は」と言われても。んーんんーんんー。
 まあ、さしあたって更に枚数削る方向でがんがる。