ウルトラジャンプ8月号
【スティール・ボール・ラン(28)】荒木飛呂彦
ウエカピポの能力名が判明。砕けゆく鉄球(レッキング・ボール)。そして彼の相方はやはりスタンド使いッ。
そして「氷の世界」という絶体絶命の窮地から、ジャイロとジョニィはいかにして脱出するのかッ。
……しかし、遺体のありかがあんなので大丈夫なのかな? 「代替わり」でもするのかしら。
【皇国の守護者(4-4)】原作・佐藤大輔 漫画・伊藤悠
ついに「帰ってきた」新城一行の巻。といっても、これからまだ船での移送がありますが。
敗残兵と向けられる民衆の言葉は敵意に満ちていたが、新城たちはそれを甘んじて受け入れて港へと進んだ。バルクホルンらとの別れは爽やかに男らしく。さてさて、これで一区切りでしょうか。
【天獄】うたたねひろゆき
パス。つか嫌いな漫画&作家なんだよな。
【ピースメーカー】皆川亮二
ニコラの言う事はまだまだ謎だらけ。作者的にも事情はあるんだろうが、彼女はホープを説得する気があるのか。それとも、いずれ彼も納得せざるを得ないと分かっているのやら(まあ実際そうなんだろうけど)。
とりあえずニコラがクリムゾン一味に追われる理由を楽しみに想像しています。
今回はゲット・オフ・スリーショットという撃ち方が登場。こういう銃漫画なのだね。
【銃夢ラストオーダー(68)】木城ゆきと
あの、少年誌じゃモザイク必至というかまず編集から登場の許可なんぞおりないであろうアノーマリーのデザインは「作者どうした!?」という感じでしたが、今回はもうあの淫獣を見なくて済むので安心です。
カラテマスターがちょっと虎眼先生に見えてしまった。
ロボットが即身成仏してロボ地蔵尊……アホっぽいがマジメな話かもしれん。
しかしトージの一瞬のレベルアップがちょっとついていけない……。
【Roman(3)】原曲・幻想楽団Sound Horizon. 漫画・桂遊生丸
サウンドホリゾンは嫌いじゃないが、この漫画は雰囲気先行感や、耽美感がついていけないなー。自分に酔ってる漫画という気がする。ワリと普通の、ちょっと不幸な話を綺麗に見せているだけで。第1話(予告だっけ?)だけでかなりお腹いっぱい。
【ニードレス(46)】今井神
最近食傷気味だったグダグダバトルループから脱し、今回も引き続き回想モード。悪くはない(むしろ安心だ)が、お約束のギャグがないのがちょっと残念だな。次回あたり復活しないかしら。
アークライトはいらない子扱いだったのですねー(いや奴の回想でそんなこったろうとは分かってましたが)。
半ば予想どおり、「事故」の件についてはあっさりスルー。
そしてショタブレイド登場。「首の接合」……? イブの意味といい、まだまだ色々タネはあるようです。楽しみー。
【わいるど☆ぴっち】まりお金田
読んでねーのでパス。
【グランディーク・リール(17)】桜瀬琥姫
イラストレーターの漫画としちゃ、某七瀬よりいいなとは思うが、いかんせんベタなファンタジー物にしかみえない。しかも今回やたらページ数薄いし。つか、ちょっと作画が崩れた気が……まあいいか。
【忍空〜干支忍編〜(21)】桐山光侍
山吹パパって本当にただの考古学者なんでしょうか(笑)。子煩悩すぎでウザイ(褒め言葉)。しかし山吹ってこの漫画じゃ美人の部類なのかな? 女性キャラだと、ベルさんなんかあの容姿で中々魅力的な女性で、実際にちょっといそうな感じが良かったのですが。
謎の覆面(入れ墨?)坊主登場。山吹父子+風助と接触し、しばし心の交流が。この僧侶はもっとキチな悪人キャラだと思っていましたが、そうでもない面を見せ付けられまくっています。戦闘に入るといざどう描かれることやら。「術」について、わざわざ山吹と問答しているのも気になるし。
【バイオメガ(25)】弐瓶勉
実は単行本とか読んでないので、話はさっぱり分からない(大枠は分かるんだが…)。重大そうな話が交わされていたが、(裏)設定が分かっただけでついていけねー。
ただ、よく分からないなりにこの黒い画面は好きだったりする。えらく非人間的なクリーチャーとか。
【クロスロオド(41)】脚本・倉田秀之 漫画:okama
冒頭のガーメント、ジュリエット、美々介。前回に引き続きご乱心。……というか、美々介のあの格好はどうしたんだろう。こんな人だったっけ? そしてガーメントパパ、内臓引き摺りだしてどーすんの。
そして勝負の行方は……まあ読者の大半が結果自体は予測していたでしょうが、この勝ち方はちょっと想像つかねえわ。
……ジェニファーの裸って色気より健康さが全開ですね。しかしカピスルは自分で彼女を「強靭な雌」と評しておきながら、やはり理解しきってはいなかったようで。
私の好みは大逆転なのよ
私らしくないもの!
【らぶ☆ダイブ】石田カスタ
絵は良いけど、展開の強引さがなあ。ギャグと割り切ればいいのかもしれんが、このテの展開は好きじゃない。冒頭、あんな厳重な警備の家に住んでいるぼっちゃんが狙撃(未遂)されて、何事もなく次のシーン進んでいるのも違和感あるし。
告発一つで大団円。まあ、強引ゆえの疾走感……か? つか男のキャラ薄いね。
【グラッジ】新藤ノブミチ
普通。普通過ぎ。普通すぎてもはやベタ。ダメ。
しかし鬼師って、そのタイトルの漫画が前載っていたけど同じ人なのかな? 名前覚えてないけど、あれも今ひとつだったのう。怖い女の子は良かったんだが、アクションの画に躍動感がなくて、演出とか寒かった。……ま、それはさておき。
ストーリーもキャラも飛びぬけた感がないのな。主人公(男)のキャラが、「半人半妖・凄腕の妖怪退治屋・でも嫌われもの・しかも女好きのダメ人間」で、一つ一つならまだ許せるが全部組み合わせると何このベタな化合物、な。
ヒロインのキャラにしても、「妖が友達」って言葉にキレるシーンが、ただでさえ迫力がもうちょっと欲しいなと思ったら、次のページでギャグに落とされていて萎えた。連載なら第1話はこれでいいかもしれないが、読み切りなんだからもう少し掘り下げても良かったんじゃないかな。
それもあって、猫またがマスコット以上の存在意義がない。ストーリー上ほとんどいらない存在になっている。