読切短編小説『ブラッド・スカーレット・スター 著/ポーン』原稿用紙換算70枚(http://magazine.kairou.com/07/novel/blood.html)

・確か表紙イラストは、ポーンさんが最初に描かれたんですが、3人ほど手が加わっています(座談会参照)。えーと、誰と誰だっけ……。
・ポーンさん100%短編。ステッパーズ・ステップ(著者サイト:http://www.geocities.jp/steppersstop/)にてゲームやテキストやイラストを公開されているので、回廊外でも知っている方はいるはず。ポーンさんファンなら、読まなきゃ損です! 文章の隅から隅までずずずいっっとポーンさんの独特な感性が詰まっていますよ!
・ポーンさんを知らない方は、まず上記サイトへ行って、トップページのテキストからご一読ください。まあ、私がポーンさんファンだから、強くオススメするんですが!
・ある少女が人を殺していく、彼女はどのようにして目覚め、そして何ゆえに殺したか。それらを綴った物語だが、それは単なるシリアルキラーの物語ではなく、キャッチコピーにある「神話的傑作」の名の通り、幻想的ともいえる奇想の世界へと入り込んでいく。物語を絞める最後の一言も強烈だ。
(……そういえば編集長、例の花は〜コミュって作ったんでしょうか?)
フィラデルフィア演義など、そのフリーゲームに代表されるポーンワールドを知っていると理解しやすいですが、知らなくても強烈なテキストだけで読む価値あり。座談会でもオススメされたように、2読、3読していく事を私からもオススメでつ。
 話や世界が分かりにくくても、アクションシーンなどもあって、エンタメしていますよ。
・ちなみにクルシェの性別が気になるんですが、男でも女でもあまり問題ないような気がしてしまったり。作中で名言されていないので、どうしたもんか。うーん? ああっ、座談会の時に訊いておきゃよかった。